看護師の1日を知るなら入院が1番の参考書

看護師妻
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きっかけは盲腸で入院

三十路を越えてから まさか盲腸で入院するなんて 夢にも思っていませんでした

発症前の悪寒と連鎖痛のみぞおち激痛 一生忘れることはないと思います ( ´艸`)

自動的に入院&簡易オペすることになったのですが

それ以上にわりと健康な状態で自由に動けるのに入院しているという感覚が非常に面白く

これは良い機会だと思い 

看護師さんの日常が知れる! 一瞬たりとも見逃さないぞ! と興奮気味だったと思います

その原因はやはり 妻が看護師で総合病院で働いているということ

病院は違えど 日々このような社会の中で地域貢献しているんだなって

知れそうな気がしたからです 

7泊8日の個人的な研修

退院するまで約8日もかかってしまいました

病気というくくりに該当しないような気がしたので

結論から言えば凄く楽しかったし勉強にもなりました

思ったことを ずらりと書いてみます!

看護師皆優しい

若い人からベテランの人まで幅広く 皆に言えることとして

患者に対してめちゃくちゃ親切で優しく困っていることがないか常に考えてくれる

想像を越える対応だったため ひたすら感動しました

あんまり優しすぎるので なんでこんなに優しくしてくださるのだろう?

こんなにも元気な人間に対してもと、横になりながら考えていました

この疑問はわりと簡単に解決でき

食堂の壁に掲げられていた経営理念によるものでした

はっきりとは覚えてないですが 内容的には

「私たち医療従事者は患者様への看護ケアを全力で支援いたします」のような

宣言に近いものでした

なるほど!ってなりました

一般企業のような「お客様は神様」ほぼこれに該当する同じことなのだなと思いました

看護師オールマイティ

医療行為を主として職を全うするものだと思っていましたが

視て初めて気づいて 病院内で起こる事は全て対応しなければならないのだなと感じました

近年の医療ドラマの影響もあり 違うイメージが定着していたのを反省

人員不足を補うかのように 看護師1人当たりの患者数多いですね

ナースコールってポケモン捕まえる時の連打並みに押されてるんだって思いましたし

ナースコール対応の駆け付け小走り大変そうに思えました

精神的にも強く体力的にも強くないと心が持たないよねと 

看護師カロリー必須

病院最果ての売店兼コンビニエンスストアへ出かけられるようになり

特に何かを買うわけでもなく ただ雰囲気を楽しんでいると 職員がだだだ~と流れてきます

あれだけ1日動き回るから 当然ですが皆さんの食事量が非常に多いです

かつ丼+サンドイッチ+スープなんてあっても驚きません

十分に消費できる労働力だと思います むしろ足りるかなって?

看護師長母みたい

入退院の時に必然とお世話になる 看護師長さん

母のような存在で経験値豊富なオーラが漂っており 安心感がとんでもないです

症状が良くなってくると退院について凄く相談にのってくださいます

最終的には主治医が判断するわけですが1日でも早く退院したい場合は師長さんに相談すると

奇跡が起きるかもしれません 私は1日も早くなることはありませんでしたが。( ´艸`)

ただ別格の師長さんの対応は今でも忘れません 

フランクに話してくれる看護師

患者の性格もあるかもしれませんが ATフィールド全開・心に壁をしないタイプであれば

看護師さんもたくさん話かけてくれます 

元気タイプの患者は正直 朝から夜までずっと暇ですから 結構嬉しいもんです

基本的にツーマンセルで回っておられて私を含めて3人での会話は非常に楽しかったです

検査のため早朝からの採血・モーニングショット部隊の看護師

検査は平日の朝のため 採血がとんでもなく早いです

夜勤看護師さんにお世話になるわけですが

私はこれをモーニングショットと呼んでいました 目覚まし針ですね

朝5時50分~6時の間に採血だなんて 最初は はぇーよと ねみぃーよと思ってましたが

妻も朝早くからモーニングショットに各部屋回っているのだと思うと

自然と感謝がこみあげてきて

なんか逆にありがとうございます!という気持ちになってきました

そうです 退院に関わる数値を見なくてはなりませんからね

看護師という職業を心から崇拝します

まだまだ書き足りないことが山のようにありますが

本当に看護職という職業のイメージは入院を経験してから がらっと変わりました

雑務もするし力仕事もあるし患者の介助負担の大きさにも気づきました

看護師の夫として1番大切なことは理解をすること

理解という部分が非常に幅広く難しいのですが もう受け入れるしかないように思えます

もちろん看護師妻の夫にしか分からない世間的な愚痴も非常に分かります

男の○○的な部分な話 俺は○○だからみたいな 俺が家事をやってる 金銭面の問題

看護師と結婚した時点でその部分を擦り合わせるのは困難です

あれだけの命の現場で働いている人に家庭においても妻という職業をこなしてもらうのは

家だからこそ休息の場にならなければなりません 休息とだらけるは違いますが

その部分を歩幅合わせることのできる夫婦が 仲良しであり いがみ合わないのだと思えます

看護師という職業を理解しようにも 日常会話の中から詮索してイメージを膨らまし

ある程度想像しても実際そこで終わりだと思います = 仕事の大変さには至りません

入院したことによりいろいろな人から 大変だったねと言葉をいただいたのですが

わたしは むしろ幸運だったように思えます 改めて妻の偉大さに気づき

30パーセントぐらい看護師の日常を理解できたように思えたからです

そして家事を負担とも思えないくらい スキルを磨き成長したいなとも思えました

見返りなんてものではなくて 家庭円満 これが1番続いて欲しいものです

 

看護師妻
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