はじめに
多汗症とは非常に謎が多い疾患である
季節関係なく、室温が快適かつ適温だったとしても、逆にふるえるくらい寒かろうが
意味も無く汗が必要以上に流れることである
人は体温調節のために汗を流すこともあるが
多汗症は特にそれらを調節するわけでもなく汗がどんどん流れてしまうのだ
ハンカチで拭いても気持ちが落ち着くまで出続けるやっかいな汗なんだ
汗が湧いて出てくる場所も
これまた人により様々で
俺は額、脇、手のひら、足の裏、お尻周辺である
俗に言うオールシーズン手のひらがしっとり湿っているやつである
医学的に解明されている事としては自律神経と副交感神経の摩擦で
多少の精神的不安要素が脳に働きそれが結果として汗として発生しているとか
医者の論文・見解にはそのようなことがおおよそ書いてあったりする。
が
わけも分からず汗がたくさん出てくることに
それはそれは非常に困っている
もうすぐ人生の3分の1にさしかかろうとしているのだが
おおげさと言われるかも知れないが
毎日多汗症と戦っているんだ
どんな時に多汗症が現れるのか 筆者編
自分の場合については毎日の日常生活に潜んでいる
困る事は多々あるが
主に下記の点が残念極まりない
1.何かを契約する時
人は毎日何かしら選択を求められ、選択し続けている
もちろん多汗症のわたしもそうだ。
選択しまくっている
選択できても
人を目の前にしての契約書を交わすこと
質疑応答ということがダメなんだ
例えば大型商品を購入、携帯電話、生命保険、賃貸契約、等々
気になる事、聞きたいこと、値切りたいこと、お得な情報本当はたくさん聞きたい!
けど精神が耐えられなくなるとブゥワーーーーと
顔がキラキラしてきて汗が流れる
すると自然とどうでもよくなり早々と話を終わらせたくなるんだ
落ち着けと願うように精神を保とうとするが
逆らうように汗は出続け 顔面ご臨終。
2.美容院
おしゃれな髪型にできること普通に美容院に行けることが
どれだけ幸せな事だろうかと あなたは考えた事がありますか?
多汗症である人たちは結構苦痛
暖房やめてよってくらいモワモワした空気の中に行くと思うと恐怖
フレンドリーな美容師さん嫌いじゃないけれど 落ち着いてと思う
極力話をしたくないのだが 話を求められ会話をすることとなると
あー無理無理無理むり顔面ご臨終。 額がキラキラ 前髪貼り付く事にwww
美容師さん体調心配される。
いいえ 普通に元気ですw
自分でもわけがわからなくシャンプーしてもらったら案外復活したりする
タオルまで持ってこられると内心笑えてくる。 なんのこっちゃw
3.飲食店
温かいご飯ものを頼むときは注意が必要。特にランチのお昼時が多いね
ご飯食べるだけで顔面から汗が出てくるなんてあなたは考えた事がありますか?
激辛料理なら皆納得。汗が出るくらい何も問題ない。疑わない。むしろ良いくらい。
ただ普通に温かく美味しい物が食べたいのだけれど
もう自分の体調分かっているから
常に冷たい物系か常温系を選択。自分にとって間違いではないが結構辛い
周りとのチョイスの差が凄すぎて自分に引くこともあるw
友人ご飯ものに対し自分はデザートでいいやって なんのこっちゃw
4.変な勧誘の電話
まれにかかってくるサービス系の勧誘電話
ひたすら切りたいのだが 話が長くなってしまった場合
家に一人でいたとしても 汗がじんわり嫌な感じになる
運動したわけでもなく額と脇周辺が嫌な感じ
え、汗かいてやがるぜ自分大丈夫?ってなる
5.靴下必須
足の裏にも汗をかくため夏でも靴下が必須になる
ただでさえ暑いのに靴下で足の裏を保護しないと
家の中を歩くだけで埃やゴミがまとわりつく それもかなりの量
この時点で家ってこんなに汚れているのか!と同時に足の裏ホワホワ埃で悲しい候
うそでしょ!?と思いたくとも埃が現実を証明してくれる w
だからサンダルファッションなんてしたくてもできない無縁である
サンダルの生地の面と足の裏の汗腺が触れ合い過ぎて汗が常にある状態となり辛い
たくあんありすぎて
ここまで挙げたものはごく一部の生活あるあるで
その季節季節に困ったことは数えきれないくらいある
本を読むことや、握手をすること、教習所、友達との距離感、恋人
ただ知ってほしい事として
予想もしないような場所で急に汗が流れ出ていても
驚かないでください。笑わないでください。いじらないでください。
こちらも元気大丈夫アピールするし
必要であれば状況を説明します
分かり合いましよう
こんなあんな部分的な場面での多汗症あるあるについてはまたの機会に説明します