ヨルの鍵 ストーリー
世界は魔法の力を借りて成り立っている
魔法の力はどこかに存在していて
人は生まれながら個々に宿る
「鍵/かぎ」を通じて
日常生活の中に魔法を生む
幼い「願い」で破った約束
あの日、僕の魔法で世界は飲み込まれた
家も友達も家族も何もかも
消し去ったのは街ひとつ
この罪の償い方を僕はまだ知らない
高村真耶先生が描く
「鍵」が導く宿命の魔法ファンタジー
ジャンプ+にて絶賛掲載中!
全47話
隔週金曜日にジャンププラスにて
連載されていた ヨルの鍵
2020年6月12日金曜日
全47話 祝完結しました
連載当初から読んでおり
1年近い休載を挟んでからの完結
綺麗な終わり方で嬉しい限りです
漫画 全5巻
現在4巻まで発売中ですが
最終回を含んで 全5巻と推測します
ここが面白かった&良かった
ヨルの鍵 ネタバレしないように
気を付けて書きます
画が綺麗
タッチが少女漫画よりだろうかと
思っていましたが
とても美しい絵です
主人公も魔法使える
ありがちなスタートダッシュ
ダメダメ落ちこぼれ出なく
秘めたる大きな力を持っている
側近が女の子と男の子
主人公を支える側近が
心をくすぐるキャラクター達
女の子は物語のキーウーマン
男の子は隣国王子で親友
(物語唯一の2属性魔法の持ち主 瞳の色も左右違う)
引き伸ばしのないストーリー展開
読者からしたら気持ちのいいくらい
話がさくさくと進んでいく
更地から国を再建するようなシーンがあり
ここから数十話かけて
プロジェクトを立ち上げるんだなと
予想していたら
まさかの次話で9割完成ってな展開
ジャンプでここまで
ぐぐーっと話を進めた展開あったことでしょうか
ここ最近私が受けた衝撃だと
ブラッククローバー
アスタ達の修行の半年が数ページでスキップした時の衝撃
丁寧も大事ですが
毎週読みたくなる展開が非常に良いです
王位継承とかってアツイ展開のはずが
主人公にとって重要な王位継承を巡る話
ジャンプにとっては
うまい美味しい話なのですが
ヨルの鍵では
サブな話にまとまってて
これが本当に素晴らしく
ハンターハンターのような
心理戦は求めていなかったので
読んでいて疲れない点が良い
だからこそ
全体の雰囲気と話にグッとくるのだなと
実感しました
戦闘よりも主人公の望む世界にフォーカス
ジャンプは美しい戦闘、カッコいい技、個性の強いキャラ
もちろんそういうのって超重要
だけどヨルの鍵はストーリー重視
『 一は自分 全は世界 』 の魔法ファンタジー
主人公が無くしてしまった世界をどうしていくのか
また自分が生きる世界でどうしていきたいのか
はっきりと読者側に伝わってくるので
※若干ネタバレ
主人公の自責の念が救われて良かった
おわりが大団円
少年誌あるあるですが
最終回発情になりがちなやつで
そういう蛇足がなくて良かった
ストーリー的にも
すっきりしていて まだまだ読んでたいな
来週も読みたいなって感じで
終われてるのが凄く良いです
アニメ化すると嬉しい むしろ望んでます
欲を言ってはなりませんが
あと数話
単行本+1冊分あっても
十分面白い漫画であったと思えます
詳しく描かれていない
主人公が望んだ先の未来
国再建から始まる最初の仕事
そして国完成まで
結婚とか子供と無理やりなシーン無しで
豊かになった国を見たかった
想像するしかないけれど
アニメ化したら
見たかった部分が描かれると嬉しい
完結して そうですね 寂しいですきっと
ヨルの鍵ロス状態なんです
間違いなく
ジャンププラスの人気に貢献した
不朽の名作です
もっとたくさんの人に知られると嬉しいな